お料理dishes

いにしえの食の知恵と、モダンの出会い

日本人が先祖代々、大切にしている「食」への想いがあります。ひとつ目は、地元で育つ旬の食材を使い、季節感を楽しみながらいただくこと。ふたつ目は「いただきます」「ごちそうさま」と感謝の心でいただくことです。そうした精神的な文化を含む「和食」の魅力が、2014年にユネスコ世界文化遺産に認められて以来、日本の食事が世界各国から高い評価を受けています。

当ホテルが提供する料理の特徴は、全てのメニューに日本のハーブ=「和ハーブ」を使用していることです。世界でもここでしか味わえない、完全オリジナルレシピが魅力です。健康・美容によいメニューが多く揃います。「和ハーブガーデン」にて無農薬で育てられた和ハーブや野菜、そのほか島内の仲間が栽培した米や野菜、近くで採れた新鮮な魚や肉、塩や味噌などの無添加調味料を厳選してご提供しています。そのようなピュアな日本の自然の恵み(素材)を使って、一品一品こころを込めてご提供させていただきます。

またラウンジでは、香りや味わいの個性ゆたかな数種類の和ハーブ素材をご用意しております。単品でのお試しまたは数種類をブレンドして、自分だけのオリジナル和ハーブティーをお楽しみください。

「和ハーブ」の特別な魅力を体験しながら、楽しい時間を過ごしにいらしてみませんか。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。

ホテルそらにわ 料理の秘密
監修;古谷暢基〔医学博士、和ハーブ料理家、日本ダイエット健康協会 代表理事〕

ホテルそらにわ最大の特徴である「和ハーブ」メニュー。ここには大きく3つの秘密が隠されています。

まずは食材の豊かさです。2015年の日本の食料自給率(カロリーベース)は39%(※1)のところ、淡路島単体ではなんと100%を超えています。だからこそ“ホテルそらにわ”では、和ハーブをはじめ、野菜、魚介、肉、塩や味噌など調味料に至るまで、すべて淡路島産でのご提供が可能なのです。豊かさは歴史的にも裏付けられており、万葉の時代には伊勢・志摩とならぶ「御食国(みけつくに)」の一拠点として、淡路から朝廷へ水・海産素材が貢がれていたといいます。
次に、和ハーブには独自の繊細な香り・色・味があります。それらをしっかり立たせ、もともと豊富なフィトケミカル成分(※2)を最大限に引き出す料理テクニックを用いています。レシピは古くから続く伝統の知恵と世界中の調理手法をミックスさせた、自由で斬新なスタイル。身近な食材なのにどこか新しく、懐かしさと驚きとを私たちにもたらしてくれることでしょう。

そして美味しさやおしゃれさだけでなく、機能性の点でも和ハーブは要注目です。現代人の食生活にはさまざまな問題がひそんでいます。たとえば糖質、タンパク質、脂質の摂取バランスの偏りやビタミン、ミネラルの不足による体調不良、食物繊維不足による腸内環境の乱れ、血糖値が上がりやすい食事による肥満の増加、咀しゃく不足による消化、吸収不良・・・これらがすべて和ハーブのもつ機能性によって、解決に導かれます。

(※1)平成27年度のカロリーベース値。同年の生産額ベースでは66%。<農林水産省ホームページより>
(※2)自力で移動できない植物が環境に適応するため、自己防衛のために作り出す化学成分のこと。さまざまな役割があり、人の身体にも良い影響を及ぼすことが知られている。1万種近く存在するともいわれ、現在も研究が進んでいる。<筆者既出『和ハーブ にほんのわすれもの』(コスモの本)p79より>

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